2023/06/02 15:22

 こんにちは。

 エルモデルの尾関です。

 6月1日にSTGAから、経済産業省から同協会へ宛てられた要請文が公開されました。弊社はSTGAに加盟していないので、ユーザーの皆様と同様に、この発表で要請を知りました。今回はこの要請文を読み解いていきたいと思います。


・要請文の概要

 まず、概要を簡単に説明すると、

改造用パーツには気をつけてね!
特に金属製と初速アップに関するものは違法行為になる可能性が高いよ!

 
ということです。モデルガンのカスタム(改造)パーツを製造販売する者として十二分に刺さる要請ですね。

 要請内容としては1~3があります。1,2は上記のことを、製造者と消費者に分けていて、実質的な内容としては同じです。製造者と消費者では違法行為が認められた場合に適用される法が異なるため、二つに分けたのだと思います。実際に文章では、製造者は武器等製造法等、消費者は銃刀法等と、違反行為に対する適用法が分けられています。
  3については、「この辺が守れるように徹底してね」ってことです。

 ひとつ気になる点として、消費者には
「使用方法等によっては銃砲刀剣類所持等取締法(中略)に抵触する恐れがある」
という文言があります。
 これは製造時に適法な改造パーツであっても、使用方法を誤れば銃刀法違反になるということです。簡単に言えば違法改造行為のことを示しています。近年の改造事件を受けて、やはりユーザーの改造行為が気になっているのでしょうか。(前回の要請文との比較ができないので断定的なことは言えませんが・・・)


・金属製パーツについて

 「法令で定める弾丸の運動エネルギーの基準値を超える威力で発射可能とするためのパーツ」として挙げられている初速アップパーツは違法の基準が分かりやすく書かれています。しかし、この要請文で触れられている金属製パーツは違法の基準が明記されておらず、金属製パーツとしか書かれていません。
 違法適法を定義しない表現した意図は恐らく、この文量で定義しきるのが困難なこと、金属製パーツ全てを対象とした注意喚起を行いたかったことがあると思います。
 初速アップパーツはモデルガンには関係しないことですので割愛します。

 弊社は、『M31 Quick Carrier』『マルシンAR ステンレスボルトキャッチ(仮称)』などの金属製パーツを販売予定ですが、これらは銃刀法及び武器等製造法を順守したパーツとなります。

 合法及び違法な金属製パーツとは何かというところを、この後説明しようと思っていたのですが、少し長くなりそうなので、次回解説したいと思います。
 タイトルにことにほとんど触れずに終わってしまいすみません・・・

2023/06/02